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ファシリテーション
ああ
「雇用ニューディール計画」の骨子
〈1〉医療、介護、農業など職種別に雇用創出計画を策定
〈2〉リストラに伴う失業者の再就職を助ける「雇用再生集中支援事業」を再開
〈3〉林業就業を促す「緑の雇用」事業を再開・拡充し、国や自治体、関係機関も臨時雇用の場を提供
〈4〉非正規雇用者の権利保護法制を検討
〈5〉育児休業者への所得補償を段階的に引き上げ、世界最高水準の育児休業制度を目指す
〈6〉起業後の法人税軽減や家庭菜園への農地貸与で高齢者を支援
(読売 1/1)

・新自由主義
・内需⇔外需
・金融工学

・産業資本主義/金融資本主義

◆◆◆

 警備会社に勤めている30歳代女性。交通誘導が主な仕事です。いろいろな人に出会えて、いい社会勉強になると考え、この仕事を選びました。ただ、性格に合わないのでしょうか、いつも失敗ばかりです。仕事では、いろいろな人に会いますが、いい人ばかりではなく、なかには「悪い人」もいます。自分勝手な人や、他人をバカにしたような態度を取る人、仕事は優秀だけれども陰で就業規則を平気で破る人も。会社は、仕事ができればいいと考えているのでしょう。そんな人たちでも優遇されています。同僚に相談したら、「あいつらより仕事ができるようになって、偉くなれよ」と言うだけで、何もしてくれません。そもそも私は出世などするつもりはなく、平凡でいい。花に例えれば、キクではなくタンポポのままでいいのです。こんな会社、辞めた方がいいのでしょうか。(埼玉・B子)

◇◇◇

あなたが警備会社を選んだのは、いろんな人に出会えて社会勉強になると思ったからですね。そして、学んだわけです。いろんな人といってもいい人ばかりではない、と。そうです。その通りです。でも、そこからもう少し、考え方を深めてみてはいかがでしょう。私は思います。人は多面体、一人の中には、悪意も善意も弱さも強さも、優しさも冷淡さもあると。そして、自分もそうであると。相手次第でいい人にも悪い人にもなり得るものです。つまり、納得できない人がいるからと会社を代えても、同じことだということです。どこへ行っても人間関係はつきまといます。社会を生き抜くには、人の一番いいところと付き合う技術とか、いいところを引き出せる関係力とかをつけねばなりません。それは一生かかる人生修業のようなものです。ですから、会社を辞めるべきかどうかは、他の人がどうのこうのではなく、あなた自身がその仕事の中にどんなやりがいと楽しさを見いだせるかが大事です。そのことをじっくり考えてから、去就を決めてはいかがでしょう。

(久田 恵・作 家)

(2008/12/31 読売)


【2009.01.01 (Thu)】 記事メモ
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